スーパーカブ110エンジン号機 JA07EとJA10Eの違い とは?

スーパーカブ110JA07とJA10のエンジンをオーバーホールして、
気になることは、?
そのエンジンの
各パーツの違い
共通に使えるパーツは、あるのか?
流用が可能か? ってこと

つまり、パーツの使いまわしができるのか?
ってことです^^;

基本、両者のエンジンは、同じ 
なんですが、

みょ〜に、違う(-_-;)

カムチェーン/テンショナー
の部分では、
カムスプロケットだけは、共通化は、ムリ
JA10Eのカムスプロケットは、JA07のように、
2本のボルトで締める方法ではなく、一本と
ずれないように、スプロケット自体に加工が
多分、作業工程を簡略化するため かと

他、
ガイドローラー・カムチェーンプッシュロッド・カムチェーンガイドなどは、
スーパーカブ110JA07とJA10のカムチェーンガイドローラーは、
形状も大きさも全く同じ
👆
裏面が全くすり減って、いる(・∀・)
5万4千キロ走行のスーパーカブ110JA10のカムチェーンガイドローラー

なので、共有が可能かと

で、
一番 気になった違いは、
ピストン

左がJA07 右がJA10Eの 裏表
左がJA10E 右がJA07Eのピストン横面
👆
JA10のピストンには、3本の溝が彫り込んでいる(゚∀゚)
ピストンの直径=πは、当然おなじ

なので、
ピストンピンやピストンピンクリップなどは、共有が可能かと
実際に、入れ替えましたデス

材質や、表面加工の違いなどは、あるが、
一番気になったのは、

JA10Eの
一番下のピストンリング=オイルリングの下
ピストン自体に溝が3本 刻まれている(・∀・)

たぶん、この溝は、オイルを効率よくかき上げるための改良かと
なので、JA07Eのエンジンオーバーホール時に、
ピストンをまるごと交換するのなら、
JA10Eにしてみるのも、イイかも

うっ〜っむ
組み立て加工の効率化や
エンジンの耐久性アップのために、
細かい、工夫がされている

いや〜 なかなか、勉強になりますデス。

スーパーカブ 恐るべし、
だてに、60年・1億台も生産され 改良され続けているのですね〜m(_ _)m
いや〜 なかなか、勉強になりますデス。

このブログの人気の投稿

スーパーカブ プロやリトルカブに、14インチタイヤの考察

フューエルパイプの簡単な外し方(゚∀゚)の考察スーパーカブ110JA07

パーツの流用(使いまわし)が自由な新型クロスカブの考察

スーパーカブ110JA07サービスマニュアル全PDF化

スーパーカブ ミシュラン タイヤの考察 M35からCITY EXTRA へ

カブにチューブレスタイヤは履けるのか?

クラッチ版の交換(スーパーカブ110JA07のエンジン)

スーパーカブ 鉄リム派VSアルミリム派の考察

唯一稼働のスーパーカブ110JA07の風防 ウィンドスクリーンを 交換(^O^)

スーパーカブ110JA10 ニュートラルランプの点灯が不安定なワケ が解決(^O^)